改名の情報・考察

キラキラネームの基準案とは?読み方の法制化でどうなる?

キラキラネームの基準案と法制化

戸籍の読み方(読みがな)の法制化によって、キラキラネームに関する名付けのルールが変わるかもしれません。

漢字本来の読み方や意味と異なる「キラキラネーム」をどこまで認めるのか、基準案が出されました。

将来的にキラキラネームの扱いはどうなるのか、名付けをする上でキラキラネームの基準はどういったものになるのか、出された基準案に関する意見(反応)などをまとめています。

キラキラネームの法制化(戸籍法の改正案)とは?

戸籍の読み仮名の法制化に伴い、キラキラネームの読み方もどうするのか検討されます。

これまでは自治体が出生届を受け取ると、漢字が名前に使えるかどうかを審査してきました。

法律上名前に使えない漢字
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なので名前に使える漢字ならどんな読み方をしても基本的に受理されています。

過去に「悪魔ちゃん命名騒動(上記記事で触れています)」のように、明らかに命名に不適切の場合は拒否されますが。

しかし、今後キラキラネームをどこまで認めるのか戸籍法の改正案が通れば、名前の読み方も審査対象となります。

戸籍法の改正は行政手続きなどのデジタル化がその理由としてあります。

戸籍の氏名に読み仮名の規定はなく、個人データを検索しやすくしたり、行政の事務処理を効率化させるために2021年9月に戸籍の読み方の法制化について法務省が諮問しました。

法務省は来年の通常国会に戸籍法改正案の成立を目指しています。

戸籍の氏名の読み方に関して、2024年(令和6年)からのマイナンバーカードの海外利用開始に合わせて法制化を図るようです。

読み方の法制化の流れ
マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキンググループ報告(案)

マイナンバーカードに氏名をローマ字表記できるようにするため、戸籍における読み仮名の法制化を迅速に進めています。

これによって、名前の読み方の変更に影響が出るかもしれません。

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キラキラネームの基準やラインとは?

Yahoo知恵袋などで「この名前ってキラキラネームですか?」というのをよく見かけます。

キラキラネームは、どこからがキラキラネームになるのか、その線引きがとても難しいです。

例えば、

  • 「そら」という名前
    ・大空と書くならキラキラ
    ・空と書くならキラキラじゃない
  • 「まりん」という名前
    ・海と書くならキラキラ
    ・真凛と書くならキラキラじゃない

漢字によってキラキラネームに感じたり、そもそも、「そら」も「まりん」も響き自体がキラキラネームと感じる人もいます。

人によってキラキラネームの境界線がバラバラなので、個性的な名前にしたつもりがなくても、周りからキラキラネーム判定にされてしまうことがあります。

一般常識も時代によって変わるので、常識的な名前という基準も人それぞれ。

世の認識として、

  • 読めない名前(当て字)
  • 名前にふさわしくない漢字

度合いによるけど、この2つはキラキラネームと判断されやすいでしょう。

実在するのかは不明ですが、「万華(まんげ)・姫守(ひも)・混沌(カオス)・ハム太郎(はむたろう)・天夢雅(てんが)」といった名前は驚きます。

キラキラネームと言われる名前は読めない名前が圧倒的に多く、明らかに悪い意味や変な意味を持つ漢字や読み方の名前が目立ちます。

このような名前がキラキラネームとされますが、今後キラキラネームの許容範囲はどうなるのでしょう。

次の項目から見ていきましょう。

法制化によるキラキラネームの基準案

キラキラネームの基準案は3つあります。

いずれもキラキラネームは広く認められる基準案となっています。

名付けへの影響はそこまで大きくないかもしれませんね。

“キラキラネーム”どこまで認められるか?3案提示 法制審議会|NHK

基準案1.戸籍法には規定を設けない

戸籍法には規定を設けず、権利の乱用や公序良俗に反するケースを除いて認めるというものです。

基準案2.漢字の意味との関連性

音読みや訓読みができたり慣用で読めたりするか、あるいは漢字の意味との関連があれば認める案です。

この案が3つの基準案の中でキラキラネームの許容範囲が狭く、厳しい案となっています。

基準案3.正当な理由があれば認める

音読みや訓読みができたり、慣用で読めたりするか。

それができなくても、正当な理由があれば認めるというものです。

パスポートに記載済みといったすでに社会的に通用していれば認められます。

キラキラネームの基準案で認められる名前の例

法務省の担当者の話をまとめています。

漢字の意味との関連性がある名前

  • 大空=すかい
  • 騎士=ないと
  • 海=まりん
  • 宇宙=ぴかちゅう
  • 天使=えんじぇる
  • 山田 山田太郎=どかべん

漢字の意味から連想される名前であるため、認められる可能性が高いとのこと。

認められない可能性が高い名前

  • 一郎=たろう
  • 高=ひくし

これらは漢字の意味と無関係だったり、誤って読まれるおそれがあるとして認めれらない可能性があるようです。

キラキラネームの基準案に関する意見

  • 改名ができるからルールは不要
  • ルールを決めるのは不可能
  • 本人も周囲も困るからある程度のルールは必要

キラキラネームの基準案に関していろんな反応があります。

個人的には、あまりにも社会性を欠く名前は不利益もあるので基準的なものもあってもいいと思います。

その反面、中途半端に基準を設けることで余計な混乱を招きそうだなと。

キラキラネームの悪影響
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現在のキラキラネームの基準案は、キラキラネームの基準やルールが明確ではありません。

もともとキラキラネームの基準案が出された背景は、行政の事務処理を効率化させるためです。

(これはキラキラネームというより、戸籍の読み方の法制化の背景ですが)

しかし、基準案を元に認められそうな名前の例をみても、どれも普通は読めない名前です。

職員の混乱が減って本当に事務処理が効率的になるのか疑問です。

ごく普通の名前でも「さとし=敏」「理=おさむ」といった特殊な読み方をする漢字もありますが、一般的に通用する名前なので基準案に当てはまらないのかな?

ちなみに、一定期間内に自治体に読み仮名を申し出なかった場合は自治体が職権で記載することになります。

何かしらの連絡はあるはずなので読み仮名の登録をお忘れなく!

キラキラネームの法制化と基準案のまとめ

キラキラネームの基準案をみると許容範囲はとても広いです。

名付けのルールが厳しくなるような心配は必要はないかもしれません。

今後どうなるのか注目ですね。

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