許可のコツ

一発で許可!申立書の改名理由の書き方を経験者が解説

改名の申立書の書き方

一発で改名が許可されるためには、改名の申立書の作成がカギです。

申立書にある申し立ての実情の記入欄=改名の理由の書き方が最も重要です。

改名する理由の書き方によって申し立てが許可されなかったり、却下される以前に申し立てが受理されないこともあります。

申立書の作成は簡単ですが、改名が必要となった理由の書き方には細心の注意が必要です。

申立書は裁判所が改名の必要性を判断するための一番最初に審査される重要な書類ですから。

就職の書類審査と同じイメージですね。

ここでは、私が改名が許可されるために意識した、赤ちゃんから大人まで使える申立書の記入例や、改名する理由の書き方の例文やコツを具体的に解説します。

まずは、申し立てが受理されることが最初の関門。

申立書の書き方のコツや注意点を意識しながら作成しましょう。

改名の申し立てが裁判所で受理されること、そして、一発で改名が許可されることを目指して、申立書の書き方の参考にしていただければと思います。

改名理由の例文と申立書の記入例

改名の申立書は正式には名の変更許可申立書といい、書類は2枚あります。

家庭裁判所に行かなくても、「裁判所|名の変更許可申立書」から簡単にダウンロードできます。

基本的な改名の申立書の書き方として、各項目の記入例と改名理由の例文からご紹介します。

※画像はクリックで拡大

申立書の基本的な記入例

「1枚目の改名の申立書の記入例」

申立書の1枚目
「記入名用」
・申立先の裁判所名・申立書の作成年月日・申立人の名前・添付書類の有無
・申立人の本籍地・住所・名前・生年月日・年齢・職業または在校名・電話番号
法定代理人(15歳以下の場合のみ記入)
・本籍地・住所・電話番号・氏名

申立書の1枚目に名前・生年月日・住所などの基本情報を書き、下記で添付している2枚目の申立書に改名する理由の説明を書きます。

記入例として添付している申立書は15歳以下用の記入例なので、改名の申立人が15歳以下の場合は、下部にある法定代理人も記入します。

15歳以上の改名は、申立書の記入例にある法定代理人の欄を書く必要はありません。

申立書の改名理由の例文

2枚目の申立書の書き方ですが、申し立ての実情=改名する理由の記入欄は、申立書の書き方で最も重要な部分です。

この申立書の書き方次第で、許可にも不許可にもなるので集中して作成しましょう。

「改名理由の書き方の例文」

申立書の改名理由
「改名理由の例文」
申立人は高校2年生の女子です。戸籍上は乙子となっていますが、幼稚園の時から通称として「丙子」の名を使用してきました。現在では、学校、友人や近所の人々の間では「丙子」として通用しています。
今後の進学や就職のことを考えると、社会生活上、戸籍名では不便ですので、変更の許可をえたく申し立てます。

上記は永年使用を理由とした申立書の改名理由の例文です。

申し立ての実情という欄に改名する理由の説明を記入します。

この例文は大まかな改名理由の書き方なので、この書き方で改名の許可が下りるかは微妙です。

どんな改名理由なのかにもよりますが、例文だとまだまだ修正すべき点があります。

また、改名理由の例文を申立書にそのまま書いても許可されないのでご注意ください。

たとえ同じ改名理由でも、置かれている環境は個々で異るため、あなたの状況を伝える必要があるからです。

具体的に私が意識した、申立書の書き方のポイントや注意点を以下でご紹介します。

許可される改名理由の書き方

改名する理由の例文をご紹介しましたが、実際にどのようなことに注意した書き方をすればいいのでしょう。

改名する理由によって申立書の書き方が少し変わるのですが、改名の理由の書き方で意識するコツをまとめました。

1.申し立ての実情に体験談を記入する

改名が許可されるための一つ目のコツは、自分が感じている名前の苦痛や具体的な体験談を記入すること。

改名する理由の書き方として、あなたの実体験を記入することで「改名する必要がある」ということが裁判所に伝わりやすくなります。

例文を読むとわかると思いますが、改名理由の書き方は、まずは戸籍名を使っていたことによる「重大な弊害」があったことを書きます。

改名理由の書き方は、あなた個人の事情を考慮した書き方が重要なのは言うまでもありません。

申立書の改名理由の書き方は、例文を真似た誰もが一律の文章では不利です。

あなたの名前によるトラブルや実害が理解される書き方が大切です。

改名理由はなるべく詳しく、わかりやすく書きましょう。

2.改名の理由は誇張した書き方が必要

申立書に記入する改名に至る理由や経緯について、具体的な実体験だけでなく、場合によって少し誇張した書き方も必要です。

改名は生活で重大な支障があると判断された場合に許可されるもの。

たとえば、あなたがどれだけ名前による精神的苦痛があっても、説明が難しくなり、改名の理由としては弱いと受け取られやすいです。

裁判所に改名の必要性をより強く訴えるためには、ありのままを書くよりも多少の誇張表現も必要でしょう。

3.証拠資料と合わせた理由を記入

改名する理由の例文には記入がないですが、申立書の書き方として、改名の理由を証明する証拠書類や資料がある場合は、その説明も記入するといいです。

改名理由の書き方の例文のように、改名する理由が永年使用なら、通称名の使用実績(証拠資料)を添えて、いつから通称名を使用していて、どれだけ通称名が認知されているのかなどを書きます。

どんな改名理由でも、申立書に改名の理由を記入するだけでなく、証拠があれば改名の必要性や戸籍名による弊害を客観的に証明できます。

証拠資料がなければ、文章のみで改名の正当性を主張しなければいけないので、申立書の書き方の難易度が高くなります。

4.申立書に虚偽を記入しない

改名の申立書の書き方はいろいろと工夫できますが、虚偽の内容を書くことは絶対に止めましょう。

相手は裁判所ですから、嘘は簡単に見破られます。

改名したい理由は個人で違いますが、精神的苦痛のような改名理由だと証拠が作りにくく、改名しなければならな理由としても弱いです。

改名は申立書の理由の書き方ひとつで、伝わり方も全く変わります。

改名が却下される申立書の書き方

改名の申立書の書き方は「理由」の書き方次第で、許可にも不許可にもなります。

スムーズに許可されるためには、改名が却下される理由を書かないこと。

改名理由についていくら申立書の書き方に注意して一生懸命に説明しても、その理由が裁判所に通用しない却下される改名理由なら許可されません。

申立書の書き方によって、改名の申し立てが受理されなかったり、たとえ受理されてもその後の審査で不利になってしまいます。

改名が却下されないために避けるべき申立書の書き方をご紹介します。

却下される改名の理由は記載しない

改名は正当な事由がある=社会生活で甚だしい支障が出ると判断された場合に許可されます。

そのため、個人の主観が強い書き方だと申立てが却下される可能性が非常に高いです。

改名が却下されるかどうかの前に、高確率で申し立てが不受理になります。

厳格な改名審査において、個人的な気持ちや短絡的な理由を書いても、裁判官(審議官)の心証が悪くなるのは明白ですよね。

申し立てる前に許可されない改名理由や条件を把握しておきましょう。

もし、申立書の書き方で迷っているなら「お問い合わせ」からご相談くださいね。

理由の書き方は曖昧な表現にしない

申立書は改名の必要性をアピールする重要な書類です。

裁判所に許可してもらうために、申立書には戸籍の名前を変えなければいけない理由を記入しますが、曖昧な表現で改名する理由を書くと、どれだけアピールしても改名の必要性が半減してしまいます。

許可されるために、曖昧な表現での書き方に注意して、改名について断定的な意思を示しましょう。

また、申立書の改名理由の書き方は、無理して難しい言葉を使う必要はないですが、口語体は避けて丁寧語や謙譲語などを使います。

文体は「です」「ます」「である」など丁寧な言葉で記入するといいですよ。

申立書の改名の理由の書き方で迷ったら?

改名が許可されるための申立書の書き方についてご紹介しましたが、自分では申立書の作成が難しそうと感じた方もいるかもしれません。

改名が必要な理由について、上手く文章にできなかったり、文章がまとまらないなど、申立書の書き方は悩むところです。

申立書の書き方が自分では難しいと感じる場合は、改名の申立書の作成を弁護士や司法書士などに依頼する方法があります。

弁護士というと、改名手続きの代行のイメージがありますが、実は申立書の書き方のアドバイスだけでも依頼することが可能です。

弁護士でも改名の手続きを全て代行することはできず、許可がでるかどうかは弁護士の腕次第です。

改名は自分で可能なので、改名を専門とする弁護士もいないことからあまりオススメしませんが、自力改名するなら「こういった方法」もあります。

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申立書の改名理由の書き方と例文のまとめ

改名理由の書き方や例文をご紹介しましたが、少し難しいかもしれません。

ですが、コツやポイントを把握すれば書きやすくなります。

申立書の改名理由の書き方は、個人の主観と判断されないように上手く改名の必要性をアピールしましょう。

少しでも改名が却下されるリスクを減らすなら、申立書に明らかに却下される可能性が高い改名理由を書くのは得策ではありません。

原則として避けましょう。

まずは改名の申し立てが受理されること、そして受理された後で許可してもらうために申立書の書き方は工夫しましょう。

改名審査は審議官が感情的に判断することはありませんが、それでもやはり人間です。

改名した方がいいだろうな・・と思わせることも重要なポイントです。

  • 審議官(裁判官)の心に訴える工夫
  • 納得させる具体的な理論

こういった思考を練った説得力のある申立書の作成を意識しましょう。

あなたの思いや考えなどを一方的に感情に任せて書くのではなく、理路整然と冷静に書きましょう。

十分な証拠資料と、申立書には改名の必要性や名前による実害を明確に書いてあれば、よほど当たりが悪くない限り(裁判所の担当者)申し立ての段階で却下されることはありません。

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