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パスポートの読み方は変更できない!?フリガナを変更するには?

パスポートの読み方の変更方法
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日本では戸籍にフリガナの記載はありませんが、パスポートにはフリガナをローマ字で登録します。

なので、名前の読み方を役所で変更したら、パスポートのローマ字表記(名前の読み方)変更も必要かと思うとそうではありません。

パスポートに登録されているフリガナ(読み方)は変更できないからです。

しかし、パスポートの読み方を変更できる場合もあります。

ここではパスポートの読み方の変更手続きについてまとめました。

パスポートの読み方の変更を変更する方法

パスポートの読み方の変更はできません。

何も方法がないわけではないですが、パスポートの名前のフリガナは変更できないと考えておいた方がいいです。

原則として読み方は変更できない

原則、パスポートの名前の読み方は変更できません。

パスポートのローマ字表記(名前の読み方)は、ローマ字を変えてしまうと別人になってしまうためです。

パスポートのローマ字表記(名前の読み方)を変更することで、過去に入国した国に再入国する際に、同一人物であることの説明が必要になったり、最悪入国できないケースも考えられます。

パスポートの名前のフリガナを変更する方法

パスポートに登録されているフリガナの変更ができる場合もあります。

それは家庭裁判所で改名の許可をもらった場合です。

戸籍の名前の漢字と読み方を変更した後で、パスポートも変更できます。

読み方のみの変更の場合、名前の読み方を変えた証明があれば、登録されているフリガナを訂正することができる可能性もあります。

登録されている名前がローマ字やカタカナで書かれている資料を用意しましょう。

名前の読み方が証明できるものとして、通称名の使用実績のように郵便物やポイントカードなどでは不十分です。

公的な書類(住民票・通帳・クレジットカード)が有効なので、それらを持ってパスポートのフリガナ変更を相談してみましょう。

どんな証拠資料が必要のなるのかは断定できませんが、複数必要になることがあるのでパスポートの申請先に問い合わせるのが確実です。

パスポートの読み方変更の手続きと費用

パスポートの有効期限が1年以下と短い場合は、切替申請を行いましょう。

パスポートの有効期限が長い場合は、記載事項変更の方が費用が安く済みます。

パスポートの切替申請が必要な場合

  • パスポートの残存有効期間が1年以下
  • パスポートの査証欄が少なくなった
  • ・査証ページを増やす(40ページ)ことも可能
    ・手数料は2,500円

  • パスポートを損傷した
  • ICパスポートでないパスポートからICパスポートへ切替える
  • パスポートの氏名や本籍の都道府県名が変更した

パスポートの切替申請の費用と必要書類

  • 5年の手数料11,000年
  • 10年の手数料16,000円
  • 一般旅券発給申請書
  • 戸籍抄本または戸籍謄本
  • 6か月以内に発行されたもの
  • パスポート用の写真
    (縦45×横35の6か月以内に撮影したもの)
  • 住民票
  • ・住民基本台帳ネットワークシステムの利用で原則不要
    ・氏名を変更した場合は必要

パスポートの記載事項変更の費用と必要書類

  • 手数料6,000円
  • 一般旅券発給申請書(記載事項変更)
  • 戸籍抄本または戸籍謄本
  • 6か月以内に発行されたもの
  • パスポート用の写真
  • 縦45×横35の6か月以内に撮影したもの

  • 住民票
  • ・住民基本台帳ネットワークシステムの利用で原則不要
    ・氏名を変更した場合は必要

住民票が必要となる場合

  • 住所や氏名の変更がある
  • 居所申請が必要な場合
  • 住民登録がない場合は居所申請が必要
    (単身赴任や通学などで現住所以外に住民登録があるなど)
  • 住民基本台帳ネットワークシステムの利用しない

また、名前の読み方を変更したり、漢字を改名してもパスポートの記載事項変更申請が不要なケースもあります。

パスポートの記載事項変更申請が不要な場合

  • 同じ都道府県内で転籍した
  • 改名したがローマ字表記(フリガナ)が変わらない
    例:大野(ONO)→小野(ONO)
  • 現住所のみ変更があった場合
    自分でパスポートの所持人記入欄の現住所を二重線で訂正し新住所を記入する

先に銀行通帳やクレジットカードのフリガナを変更しておこう

銀行通帳やクレジットカードは、パスポートの名前のローマ字表記(読み方)を変更する際に必要になる「名前の読み方の証明ができる資料」にできます。

役所で名前の読み方を変更したら、先にクレジットカードに登録されている名前のフリガナを変更しておくといいです。

名前の読み方が変わったら、新しい名前で処理される入金や出金ができなくなります。

銀行口座・通帳・クレジットカードに登録されているフリガナは、早急に変更手続きを行いましょう。

クレジットカードは郵送やネットで読み方の変更手続きができます。

通帳の読み方変更に必要なもの

  • 本人確認書類
  • 銀行印
  • キャッシュカード
  • 名前のフリガナが変わったことを証明するもの
    (住民票・パスポートなどの公的な書類)

銀行通帳やクレジットカード以外にも、名前の読み方を変更したら、名前が登録されているものはすべて変更手続きを行ってくださいね。

免許証や保険証などフリガナが記載されていなくても、各機関で名前の漢字とフリガナで記録し保管されているので手続きが必要です。

パスポートの名前の読み方の変更のまとめ

パスポートの名前の読み方の変更は基本的にできません。

変更したい場合は、読み方の証拠資料を用意して交渉しましょう。

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