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姓名判断で結果が違う「8」の理由!何を信じる?

姓名判断で結果が違う理由に悩む人

姓名判断で結果が違う大きな理由は8つあります。

流派によって何が違うのか、どんな考え方があるのでしょう。

ここでは姓名判断の結果が違う理由として、さまざまな違いをまとめました。

何を信じるのか、どの流派が正しいのか迷っている方は参考にしてください。

姓名判断の結果は違うのが当たり前

姓名判断の流派によって、違う結果になることは多いです。

なので、「Aの流派では吉なのにBの流派では凶だった・・」と悩む必要はありません。

そもそも流派によってあまりにも考え方が違って、手法も独自だったりするので、結果が違うことはごく当然だからです。

下記のような名づけに関しても、気にしない流派(鑑定士)もいます。

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「どの流派が正しいのか」というのは、あなたが判断するしかないのです。

そのためにどんな考え方があって、流派によって違う運勢の結果になるのかを知りましょう。

姓名判断の結果が流派でバラバラになる理由

ここでは広く知られている流派による8つの違いをまとめています。

1.画数の計算が違う

姓名判断でわかりやすく違う部分が画数の数え方です。

  1. 旧字体(正字体)
  2. 新字体(常用漢字)
  3. 康煕字典

画数の数え方だけでも3つあります。

画数を計算する際に、新字体か旧字体(正字体)かどちらで計算するのかで画数が変わります。

旧字体で漢字の画数を計算すべきだと提唱したのは、現代の姓名判断の始祖である熊﨑健翁氏です。

熊崎式を採用していたり、熊崎式が基になっている流派は必然的に旧字体で占います。

例えば、「沢」は7画ですが、旧字体の「澤」は16画と計算します。

「之」という漢字は3画ですが、旧字体での計算だと4画です。

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部首の画数の計算も流派で違う部分があり、これは康煕字典をもとに画数を出します。

例えば、草は9画の流派や12画で計算する流派があります。

「澤」なら「さんずい」のもとの形「水」で4画と計算するため17画です。

下記の姓名判断が悪い成功者として、「西村博之」さんの新字体で計算した結果を載せていますが、旧字体「之(4画)」だと結果が変わります。

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他にも一から十までの漢数字の画数の計算に違いがあり、数字=画数(六は6画)で数える流派もあります。

2.漢字の意味や運気の考え方が違う

姓名判断で運気を占う際に漢字の由来や意味を考慮しますが、このとらえ方が流派でバラバラです。

たとえば、「真」という漢字の由来や意味の解釈は、縁起が悪いとする流派やごく自然とする流派があります。

真の旧字は眞(会意文字)です。

漢和辞典に載っている成り立ちは「眞」は「匕」と「鼎(かなえ)」の象形です。

「七」はスプーン、「鼎」は古代中国で使われた底の深い金属製の器を意味します。

器にスプーンで料理を詰め込む
=中身の詰まったものは偽物ではない
=嘘偽りがない

と変化し、「真(まこと)」と意味する漢字が生まれました。

このような由来を見ると「真」という漢字の字義はごく自然です。

反対に「真」は怖い意味とする流派もあります。

占いではこちらの方が知られているかもしれません。

「七」の解釈は人が逆さになった字を表し、「鼎」ではなく「県」とする説があります。

「県」は「首」の逆さ文字(指示文字)で、首を切って見せしめに高いところからぶら下げるという由来を持っています。

漢和辞典にも「さかさづり・首を切って逆さにら下げる」という意味が載っています。

怖い由来ですが、「死んだ人は永遠に何にもならない=真の存在である」ことから「まこと」という意味で使われるようになりました。

姓名判断の流派によって「真」は禁止漢字ではなかったり、悪い意味や運気を持つ凶作用が強い漢字とされます。

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考え方は違いますが、どちらも漢字の成り立ちから暗示を重視していますが、漢字が持つ意味を重視するだけで成り立ちは気にしない流派もあります。

3.他の占いの影響で結果が違う

姓名判断だけで運気を見るのではなく、他の占いも加味する流派もあるため結果が大きく変わってきます。

たとえば数秘術や九星気学を使った姓名判断があります。

西洋の数秘術を日本人に応用し、名前のアルファベットに割り当てられた数字を一つずつ足し、合計を1~9の数字に変換して運気を見ます。

このアルファベットに割り当てられる数字は、流派で共通していません。

同じ数秘術を使った姓名判断でも、アルファベットのHが8にも5にもなります。

合計数が流派で違うため、数秘術による運気の判断がバラバラになります。

さらに、アルファベットの名字の数字だけで計算して占うのか、母音だけを計算して占うのか、このあたりも流派で考え方が違います。

もっというと、「大谷」だと「OTANI」「OHTANI」のどちらで計算するのかで違う結果になりますね。

4.流派によって重視する格が違う

姓名判断の流派によって重視する格が違います。

姓名判断で運気を見るのに総格と人格が重要なのは流派で共通していますが、総格が何よりも重要という流派があります。

「総格の画数さえよければ他の格に凶の運気があっても打ち消す」なんて言われることも。

だからといって、総格だけを大吉数にして他は凶の画数でも良しとするプロの鑑定士はいません。

あくまでも、総格を超重要視する鑑定士がいるというだけです。

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5.陰陽五行の有無が違う

陰陽五行を考慮する流派があれば、全く気にしない流派があります。

姓名判断では名前の画数で偶数と奇数に分け、陰陽の配列を見ます。

この陰陽のバランスを見て運気の吉凶を判断します。

さらに五行は古代中国の思想で「木火土金水(もくかどこんすい)」を意味します。

この5元素から宇宙は成り立っていると考えられ、5格(天格・人格・地格・外格・総格)の画数に当てはめて占います。

特に三才という天格・人格・地格を重要視する流派があります。

この3つのバランスが非常に重要とし、同じ性質同士の並びは比和(仲間や同志)、互いに助け合う関係性を相生(そうせい)、互いに傷つけあう関係性を相剋(そうこく)を意味します。

三才は成功運や基礎運がわかり、5格とも大吉の画数でも三才が凶だと台無しになるという姓名判断の鑑定士もいます。

この三才配置の鑑定方法も流派で違うため、Aの流派では吉、Bの流派では凶となる場合があります。

6.霊数の扱い方が違う

霊数の扱いも流派によって違うため、結果がバラバラになる理由です。

5運(5格の運気)のみの流派はほとんど使用せず、社会運と家庭運を加えた7運の運勢を見る際に使用されます。

霊数とは一文字姓や一文字名や姓と名前の文字数が違う際に1画を足す仮数です。

苗字が「中」なら1の画数を足して5画として外格を計算します。

外格以外に人格や地格にも霊数を使用し1画を足す場合もありますが、総格は霊数を加えずに計算することはほぼ共通です。

7.同格同係数

名前の中に同じ画数があったり、同係数があるとよくないとされる流派があります。

同係数とは数字の末尾が「0」「2」といった同じ数になることです。

10画・20画・22画・32画など、名前の中に同係数があることです。

これらがあると不運になる傾向があるとされています。

また同格というのは、5格のいずれかで画数が同じになることです。

基本的にはどの流派も天格・人格・地格・外格・総格の画数が同数や同係数になることはよくないとされます。

良くないとはいえ、同格同系数をあまり重視しない流派もあります。

同格同係数にしないのが基本であっても、吉数が同格同系数ならあまり問題がなかったり、大凶でなければいいなど、考え方がバラバラです。

他にも斜同格(社会運と家庭運)も加えたり、姓の一番上と名の一番下の字、姓と名の一番上の字など、5格や字のどれを見て同格同係数とするのかは流派で考え方が違います。

8.画数の吉凶が流派で違う

姓名判断の流派によって、画数の吉凶の判断が変わります。

下記では7つの流派を例に挙げていますが、全ての流派で15画が最大吉ではありません。

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最大吉数の画数も大凶となる画数も、流派によって大吉になったり半吉になったりとバラバラです。

Aの流派では最大吉の画数でBの流派では吉となる場合は、どちらも運気がいいので気にならないかもしれないですね。

姓名判断の流派に関係なく共通していること

  1. 5格の画数(4運)で吉凶を見る
  2. 凶数を避ける
  3. 4運(人格・地格・外格・総画)を見る

この3つはどの流派でも共通しています。

今の姓名判断の主流は画数で吉凶を判断するという方法です。

旧字体や康煕字典や陰陽五行は使わず、5格(4運)の画数のバランスで吉凶をみます。

1字姓や1字名に霊数(仮数1)を足さずにそのまま数えて、常用漢字(普段使用している漢字)で鑑定するのが主流のようです。

伝統的や正統派と謳う姓名判断は、5大真理という「天地配合・陰陽・五行・読み下し(意味)・画数」を考慮します。

しかし、陰陽五行のみだったり、天地配合(同格同係数)のみだったりと、これらの扱いも流派で変わります。

統計を重視している鑑定士は、画数や天地同格(同格同係数)で鑑定する印象があります。

そもそも姓名判断は統計学ではなく運命学という考えもあるので、鑑定士によって本当に考え方や鑑定結果はバラバラです。

姓名判断は何が正しい?何を信じる?

先述した8つの違いだけを見ても、これだけ考え方が違うと流派によって姓名判断の結果が違うのは当然ですよね。

旧字を採用したすべての流派が同じ考え方ではないし、鑑定士が独自にあみ出した手法があるので、細かな流派の違いを知ることはできません。

姓名判断は何が正しいのか、どの結果を信じるのかますます迷うかもしれませんね。

逆に流派によってあまりにも鑑定方法が違うので、結果を気にしないという考え方になる方もいるでしょう。

姓名判断で重要なのは、何が正しいのか信用できるのかということではありません。

名前による運気に関する明確な科学的根拠はなく、どの流派も正しくて間違っていると言えるのですから。

Aの流派では旧字体が正しくて新字体で鑑定する流派は間違っているとなります。

Bの流派では陰陽五行を考慮するのが正しくて、それを無視した流派は間違っていることになります。

どちらも正しいのです。

なので、姓名判断は何が正しいのかという基準ではなく、あなたが何を信じるのかです。

どんな占いもそうです。

その占いや流派が正しいかどうかではなく、あなたに合っているのかどうかを選ぶ基準にすると迷いません。

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姓名判断の流派で結果が違う理由のまとめ

姓名判断は本当にいろんな流派があり、手法もさまざまです。

それぞれの流派に独自の考え方があって集めたデータの解析方法も違うでしょうから、結果が違うのはごく自然です。

姓名判断の結果が違うことで一喜一憂するのではなく、あなたが「これだ!」と信じられる流派を見つけましょう。

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