姓名判断を活用すると必ず疑問に思うのは、
「どの流派が正しいのか」
「主流の流派はどれか?」
ということです。
姓名判断は流派によつて結果がバラバラになるので、これでは悩んでしまいますよね。
これから姓名判断をみてもらいたい方だけでなく、姓名判断の勉強をしようと考えている方もどの流派が良いのか悩みますよね。
姓名判断は数えきれないくらいの流派が存在しますが、主流や有名な流派は限られます。
ここでは姓名判断で主流の流派や鑑定士の選び方の注意点を解説します。
姓名判断の流派はどれが正しい?
姓名判断の鑑定士選びは、
「どれが正しいか」
というより
「どの流派や鑑定士を信じるか」
です。
流派だけで選ぶのは危険ですが、流派で迷ったら自分に合うものを選ぶといいでしょう。
これは姓名判断を勉強されている方も同じです。
姓名判断で結果がバラバラになることって普通にありますよね。
姓名判断の結果がバラバラになる理由は、
- 姓名判断で扱う流派の違い
- 鑑定士の考え方の違い
があります。
流派や考え方に違いがあればその鑑定士がインチキでなければ、姓名判断の結果はどれも正しいということになります。
単に姓名判断の流派にそったやり方だけを鑑定に使うのではなく、鑑定士の考え方や経験によってオリジナルの姓名判断で鑑定する人も多いです。
だからこそ結果がバラバラになりやすかったり、「どの流派が正しいのか?」と不安になるのですが、姓名判断は最終的に相性で選ぶことになります。
- 納得のいく結果が出た
- 流派や鑑定士の考え方に惹かれる
極論、姓名判断の結果がデタラメだったとしても、信じたい方を信じますよね。
それが悪いというわけではなく、結局は何を信じどう行動したがが開運の有無につながるので、自分に合う流派や鑑定士を見つけるしかないのです。
いくら「この流派が正しいです」と言われても「なんか違うな・・」と感じたら、その流派を信じたって何も変わらなそうに思いませんか?
むしろ運が悪くなりそうですよね。
騙されなければ姓名判断の流派を重視するよりも、直感や相性で選んでもいいのです。
自分に合う流派を見つけるためにも、主流の流派だけでなく複数の流派の姓名判断を試すといいでしょう。
姓名判断の選び方は、後述している注意点をぜひ参考にしてください。
姓名判断で主流の流派と違い
姓名判断はどれを信じればいいのか、その判断の一つに流派があります。
どんな流派があるのか、姓名判断で主流になっている有名な流派は、熊崎式と桑野式の2つです。
流派 | 特徴 | 旧字体・新字体 | 歴史 |
---|---|---|---|
熊崎式 | 姓名学の開祖 五格・五行・三才・霊数 |
旧字体 | 昭和3年~ |
桑野式 | 五格・四運・内画法 | 新字体 | 昭和42年~ |
※霊数とは姓と名の文字数が違う際に、バランスを取るために画数をプラスするというもの。
https://kosekikaimei.net/sinjitai-kyuujitai/
熊崎式の流派
熊崎式は姓名判断の鑑定士で知らない人は皆無!
今の日本の姓名判断の源流となる流派です。
熊崎式は昜学を基にした姓名判断。
明治時代の有名な姓名学者である熊崎健翁が1928年(昭和3年)に確立しました。
五聖閣を設立しており、現在も代々引き継がれ熊崎式で姓名鑑定をしています。
熊崎式は姓名判断の流派というか、日本の姓名判断(姓名学)の礎となっています。
姓名判断は明治からありますが、現在の基本型を作り広めました。
今ある姓名判断の多くの流派は、熊崎式から独自の理論で派生しています。
姓名判断の基になっているので、基礎を知るなら熊崎式は欠かせません。
姓名判断の流派で迷っているなら、ひとまずこの正統派の流派を活用してみるといいでしょう。
- 旧漢字
- 漢字の由来や意味
- 五格
(天格・人格・地格・外格・総格) - 五行
(木・火・土・金・水) - 三才
(天・人・地)
熊崎式の流派は、これらを採用するのが特徴です。
中国の漢字辞典「康煕字典」に基づく旧漢字を使用し、旧漢字はわかりやすいものだと、「浜」の旧漢字「濱」があります。
漢字の成り立ちや意味を採用することがあり、部首の「さんずい」は水の4画、「にくづき」は肉の6画として数えます。
他にも漢数字は、五=5画、六=6画と、その数字の画数となる特徴があります。
千や百は例外です。
三才と五行を使い、三才の天格・人格・地格、東洋占術で気を表す五行(1の位の画数で分類)に当てはめて吉凶を判断します。
桑野式の流派
昭和42年に桑野燿齊(改名後は嘉都朗)が創始した姓名判断の流派です。
熊崎式が基になっています。
- 新漢字
- 四運
(社会運・家庭運・内運A・内運B) - 内画法
熊崎式は旧漢字を使用しますが、桑野式は新漢字を使う流派です。
姓名判断の五格に加えて「家庭運」「社会運」「内運A」「内運B」の四運を加えた五格四運を採用します。
姓と名の二文字目を足したり、姓の頭文字と人格を足した社会運、人格と名の最後の一文字を足した家庭運などを出します。
さらに、内画法という、天格15画の場合1+5=6といった計算で算出したり、かなり複雑な流派です。
比較的新しい流派として平成16年頃に創始した吉本式も有名です。
画数の吉凶以外に、同格同数という同じ働きがある同じ画数の位置関係にカバラを加えて判断します。
メディア露出も多く、認知度は高いかもしれません。
姓名判断は流派だけで選ばない
姓名判断の鑑定士を選ぶ注意点があります。
前述したように姓名判断の始祖である熊野式が最も有名な流派で、熊野式を応用した流派が多いです。
姓名判断は熊崎式が主流の流派と言えます。
ただ、姓名判断の基礎は熊崎流でも、今はオリジナルの流派が増え続けていて、流派がよくわからないようになっています。
よくある姓名判断の無料サイトでは熊崎式や桑野式の流派をごちゃまぜにした、いい加減なものも多いのが実情です。
流派に惑わされず、安易に無料の姓名判断のサイトの活用は控えるべきでしょう。
そして、「どの流派にするのか」以外に、「どんな鑑定士を選ぶのか」も重要です。
相性がいい鑑定士というより、悪い鑑定士に当たらないのが一番。
流派が多すぎて迷ったり占いも気になる方は、占い師の鑑定を選ぶのもいいでしょう。
有名な鑑定士よりも実績
一般的に姓名判断をするならまずは有名な先生にみてもらうというのもありです。
しかし、テレビで有名な鑑定士=信用できるというわけではありません。
特に占い番組の場合はテレビの世界なので基本的に台本がありますからね。
姓名判断も同じことが言えます。
有名な姓名判断の鑑定士だから良いと盲信せず、評判はしっかり調べましょう。
口コミのみで広まった有名な鑑定士だと評判を調べるのが難しいかもしれませんが、今はネットが発達しているので、気になる鑑定士がいたら検索してみましょう。
下記で紹介している鑑定士はレビューが豊富です♪
最新のデータを持っている
流派に関係なく、良い姓名判断の鑑定士は鑑定歴が長かったり、鑑定数が多いことが一つの目安になります。
そして鑑定数が多いだけでなく、最新の名前情報に詳しい鑑定士を選びましょう。
名前は今と昔とではずいぶん変わっています。
使う漢字も名付け方も。
なので、昔の情報のまま姓名判断をしている鑑定士よりも、最新データを持っている鑑定士がいいです。
病気に使う薬だって新しくなっています。
いつまでも古い薬を処方する病院には通いたくないですよね。
姓名判断は常に情報をアップデートしている鑑定士を見つけましょう。
高額グッズを勧める
姓名判断だと印鑑やパワーストーンが有名です。
開運グッズを買う分には問題ないのですが、どんな印鑑やパワーストーンを売っているのかです。
- 何十万もするような高額な印鑑
- 印鑑がないと病気が悪化するといった不安を煽る
- 印鑑があれば恋愛が上手く行くと断言する
そのような言動の姓名判断の鑑定士はやめましょう。
このようなやり方は、ほぼ詐欺なのでご注意ください。
不幸の手助けの一つとして、「印鑑もあるよ」と勧めるのとはわけが違いますから。
ちなみに当サイトでオススメしている印鑑はボッタクリとかではなく、老舗の職人が作る真っ当な印鑑です。
姓名判断を考慮した良い印鑑が作れるお店であって、霊感商法のような印鑑屋さんではないのでご安心ください。
姓名判断で主流の流派と鑑定士の選びの注意点のまとめ
姓名判断で主流なのは、姓名学の開祖となった熊崎健翁の熊崎式です。
他には桑野式や新しい流派なら吉本式の流派がありますが、最も知られているのはやはり熊崎式です。
姓名判断の流派は増え続けていますが、姓名判断の基になった熊崎式はいつの時代も主流の流派と言えます。
五格や画数などの姓名判断の基本を無視した、完全オリジナルの姓名判断の流派が出たら別ですが、きっとそんなものはないですよね。
「どの流派がいいのか」「どれを信じればいいのか」の前に、まずは「良い姓名判断の鑑定士」を見つけることです。
もちろん、流派によって考え方が異なり、いくら有名な熊崎式が正統だと言われても合わないと感じる方もいると思います。
あくまでも流派だけに拘らないことが重要です。
鑑定士との相性や良い鑑定士の見極めも忘れないようにしてくださいね。