改名したい理由 PR

キラキラネームの改名理由とは?成功事例をご紹介!

キラキラネームの改名成功事例
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情報系の番組でキラキラネームや名前に関する話題を取り上げることも増えましたね。

キラキラネームの改名といえば、改名を成功させて話題になった赤池王子様から肇へ改名が許可された男性がいます。

実はこれに関連して、当サイトを通じてキラキラネームの改名に関する取材の申し込みがありました。

前にも名前に関する番組の制作会社から問い合わせがあり、改めてキラキラネームや改名への関心の高さを感じます。

王子様の改名の成功事例を知って「これなら自分も改名できる!」「改名が許可される」と感じた方は多いのではないでしょうか。

しかし、一見、キラキラネームの改名は簡単に成功しそうに見えますが、誰もが赤池王子様の改名と同じように一発ですんなり許可がおりるわけではありません。

改名は裁判所の許可が必要ですが、改名には許可条件があり、どんな改名理由でも許可されるわけではないのです。

ここでは、裁判所でキラキラネームの改名が許可された成功事例についてまとめています。

王子様以外の改名の成功事例もご紹介しており、私自身も改名の成功経験者なので、自身の経験も踏まえてお伝えしますので参考になれば幸いです。

キラキラネームを改名したい人の理由

キラキラネームを改名したい理由は、どれも切実な事情があります。

どんな理由があるのかを見ていきましょう。

精神的苦痛が強い

  • 自己紹介をすると笑われて嫌な思いをするから
  • 前をバカにされ、みじめな思いをしたことがある
  • 親を馬鹿にされる
  • キラキラネームへの偏見がある

あまりにも奇抜な名前は、一般的な名前とは違い、どうしても嫌な思いをすることが増えます。

イジメやからかいの対象になりやすく、人間関係が悪化したり、精神的に病んだり、名前が原因で体調を崩すことだってあるはず。

名付けた親を恨んでしまったり、非常識な親という偏見を持たれることもあり、家族関係が壊れてしまう方もいます。

カッコいい!と憧れの対象になることもありますが、キラキラネーム=名付けた親の学力が低い・親の常識がない=子供も同様、という風に悪いイメージを持つ方が多いかもしれませんね。

私の名前(改名前)もキラキラネームではないですが、一般的な名前ではなかったので精神的苦痛を受ける心情はよくわかります。

あなたの名前がキラキラネームなら、何かしら苦労されているのではないでしょうか。

キラキラネームは印象的な名前が多いですが、固有名詞やキャラクターなど奇抜すぎると、自分の住んでいる街で名前が知れ渡り、ショッピン グモールなどで自分の知らない人から名前を呼ばれることも、しばしばあるそうです。

どんなキラキラネームにせよ、普通の名前と比べて悪目立ちすることが多いでしょう。

普通の名前であれば、このような嫌な思いをすることはほとんどありません。

就活など社会生活でトラブルが多い

  • 大学進学や就職に不利になるから
  • 何度も名前を聞き返される(名前間違いが多い)
  • ネット上で誹謗中傷を受けている

キラキラネームの社会的なトラブルといえば、就活があります。

名は体を表すという言葉がありますが、名前からその人を勝手にイメージして、名前だけで判断されることがあります。

個性的な名前が悪いわけではないですが、名前間違が頻発して手続きがスムーズにいかないといったトラブルだけでなく、人生を左右する就活にまで及びます。

キラキラネームのせいで就活がうまくいかないケースもあります。

実際にキラキラネームのせいで就活がうまくいかず、アンケート調査でも結果が出ています。

キラキラネームに対する世の視線は冷たく、名前のせいで人生を棒にふってしまうこともあるくらい悪影響がでているようです。

キラキラネームが裁判所で許可される理由

キラキラネームを改名した理由はたくさんありますが、どのような改名理由なら裁判所は許可するのでしょう。

キラキラネームは15歳になれば一人で改名することは可能ですが、その理由にキラキラネームが「嫌だだから」だけでは、裁判所は原則的に改名を許可しません。

裁判所の改名の許可条件に「正当な事由」というのがあり、一般的に8つの改名理由があります。

  1. 奇妙な名である
  2. むずかしくて正確に読まれない
  3. 同姓同名者がいて不便である
  4. 異性とまぎらわしい
  5. 外国人とまぎらわしい
  6. 神官・僧侶となった(やめた)
  7. 通称として永年使用した
  8. その他

8つの改名理由の中でキラキラネームの改名の許可条件に該当する理由は、主に「奇妙な名」と「むずかしくて読まれない」です。

一般常識とかけ離れた名前や、難読で読み間違いが多い名前のせいで、生活に支障が出ていると主張する場合に許可は降りやすいでしょう。

他にも、イジメによる精神的苦痛や、キラキラネームと直接関係ない理由ですが、永年使用も名前の改名が許可される理由です。

永年使用は、普段から戸籍の名前とは違う名前=通称名を使用していると永年使用の条件に該当します。

改名が許可されるためには、名前による弊害やそれなりの理由が必要になるということですが、真っ当な理由さえあれば改名はスムーズに行うことができます。

  • 奇妙な名前を変更したい
  • 難読な名前を変更したい
  • 名前を通称名に変更したい
  • イジメなどで名前を変更したい

キラキラネームの改名の成功事例

キラキラネームを理由に改名が許可されるということはわかりましたが、実際にどのような名前の改名が成功するのでしょう。

ここではキラキラネームの改名の成功事例として「赤池王子様」と「主将」の2つの事例をご紹介します。

一時期、改名でかなり話題になったキラキラネームの改名の成功事例なので、赤池王子様も主将もこの名前をご存じの方は多いかもしれません。

改名の成功事例1.赤池王子様

2019年3月上旬、山梨県在住の高校3年生赤池さんは、ツイッターで「名前変更の許可が下りました」と「王子様」から「肇(はじめ)」改名が成功したことを投稿したところ、13万RTされ大反響を呼びました。

赤池さんは「同じように悩んでいる人の励みになれば」と、新聞やテレビなどいくつもの取材を受けており、ニュースで観た方も多いでしょう。

改名したことを公表することについては、名前で悪目立ちするのが嫌なだけで目立つことは気にしないそうです。

昨年の冬に改名を本格的に意識したそうで、翌年の3月に改名が許可されています。

改名は準備の期間だけで数年かかることもあり、却下されて許可が出るまで何年もかかることが普通にあるので、そう考えると赤池さんのケースはかなり短い期間でスムーズに改名ができた事例となります。

王子様と肇の由来

王子様と名付けたのは母親で、その由来は「母親にとって唯一無二である」「私だけの王子様」というのが由来だそうです。

王子様というキラキラネームから改名した「肇(はじめ)」は、赤池さんご自身が考えた名前です。

改名したいことを父親に打ち明けたときに「自分で好きに決めていい」と言われたそうです。

肇(はじめ)の由来は「尊敬する僧侶から読み(はじめ)をいただいて、尊敬する経済学者の河上肇さんとデレマスの藤原肇さんの漢字をもらいました」とのことです。

新しく人生を始めるという意味が込められています。

改名の成功事例2.主将(キャプテン)

2015年にとあるラジオ番組で取り上げられ、話題になりました。

王子様以外に有名なキラキラネームの改名の成功事例として、主将(きゃぷてん)という名前もあります。

今から5年前の2014年頃、「苦節4年・・・やっとDQNネームから改名できた!」というスレッドがオープン2ちゃんねるに立ちました。

スレッドを立てたのは、名前が「主将(キャプテン)」という男性の方で、改名をして健太郎になりました。

ご本人は、主将(キャプテン)というキラキラネームで苦労したエピソードをスレッド内で公開しており、体育の授業中にかなりいじられたそうです。

他にも、名前が主将なのに高校時代に所属していたハンドボール部ではぎりぎりレギュラーという微妙な状況だったのも明かしています。

一度目の申し立ては不許可

20歳(大学生)のときに一度改名の申請をして却下されたそうです。

その後、通称名の使用実績を集めて、2年間アルバイトでお金をためて弁護士に相談。

しかし、就職活動などで延期を余儀なくされ、時間はかかったものの、4年後には無事「健太郎」への改名を成功しました。

改名申請は何回でもチャレンジできますが、このケースのように、キラキラネームを理由にした改名の申し立てが一度却下されていると、同じ理由での申し立ては難しくなります。

裁判所から改名の申し立てが却下されているということは、それだけ申し立てた改名理由に対して許可の難易度が高いということになります。

改名の成功率は6割から7割程度あるので、知識があれば基本的に弁護士に依頼しなくても改名は自分で成功させることが可能です。

もし、弁護士などの専門家に依頼する際は費用だけで決めないように注意しましょう。

「健太郎」の由来は古風だから

主将(キャプテン)から「健太郎」へと改名した名前の由来は「適度に古風だから」とのこと。

わたしたちにとっては普通だったり、やや古臭いように感じる名前でも、キラキラネームで生きてきた彼にとっては憧れに近い感情をもっていたのかもしれませんね。

許可された名前の成功事例

改名が許可された名前の成功事例
  • 盈雄(みちお)
  • 桃千代(男性名)
  • 愛(男性名)
改名が不許可になった失敗事例
  • 馬茂(うましげ)
  • コトラ(女性名)
  • トラ(女性名)

キラキラネームという言葉は今の時代に作られた言葉なので、改名が許可された名前をみると時代を感じる名前がありますね。

前述した改名の成功事例の名前「王子様(おうじさま)」「主将(きゃぷてん)」は今の時代を感じる名前です。

不許可になった名前を見てどの名前も許可されそうに感じますが、同じキラキラネームを理由にした改名でも、個別の事情はもちろん、時代の背景なども裁判所が許可するのか判断に影響します。

「王子様」も「主将」もその他の改名が許可された名前は、あくまでも改名の成功した一つの事例です。

改名が許可された名前とあなたの名前が同じだからといって、改名が成功するわけではありません。

キラキラネームの改名手続きは高校生でもできる

改名手続きは、「申し立て→面談→許可」といくつかの手続きがありますが、高校生でもできる手続きばかりです。

「王子様」も「主将」も高校生・大学生で改名しています。

改名費用も数千円、改名の手続きも難しくありません。

私は二十歳そこそこで改名しており、行政機関にかなり疎かったのですが、そんな状態でも迷わずに改名の手続きを終えることができました。

実際に改名手続きを行ってみて、面倒に感じることはあっても簡単でしたよ!

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