時にキラキラネームは人生を狂わせてしまいます。
キラキラネームのせで改名しなければいけなくなった人もいますよね。
中には「子供の名前はキラキラネームは絶対に嫌だ!」という方もいるでしょう。
キラキラネームにするつもりはなかったのに、知らぬ間にキラキラネームになっていたということもあります。
ここでは子供の名前がキラキラネームにならないための、これだけは注意するべき名前の命名ポイントをご紹介します。
正しい漢字の読み方を使えばキラキラネームにならない
キラキラネームにならないために、最もわかりやすい基準が漢字の読み方通りの名前にすることです。
漢字が持つ本来の読み方にすれば、キラキラネームになることはまずないでしょう。
ただし、漢字の組み合わせによってキラキラネームになる可能性もありますが、一般的にはごく普通の名前になる確率が高いです。
キラキラネームのような読めない名前は、姓名判断では悪いと言われています。
キラキラネームの名づけを避けるための5つの注意点
キラキラネームにならない名付け方法についてまとめます。
キラキラネームの基準は人それぞれですが、戸籍の読み方の法制化に伴いキラキラネームの名付けに影響がでるかもしれません。
漢字の読み方に注意
キラキラネームの特徴は何と言っても名前が読めないこと!
「大貴」のような一般的な名前でも、「たいき・だいき・ひろき・ひろたか」と複数の読み方がありますが、どれも常識的な読み方です。
でも、「空」と書いて「すかい」のような、完全なる自己流の読み方なら、絶対に正しく読んでもらえませんよね。
キラキラネームは、このような常識的に読めない名前がよくあります。
名前に変わった漢字を使うキラキラネームが目立ちますが、いくら常識的な漢字を使っていても、明らかな当て字や自己流の読み方にしてしまっては、キラキラネームまっしぐらです。
無理やり当てはめた名前(読み方)は、キラキラネームになりやすいので避けましょう。
漢字の意味を調べる
常識があれば、子供の名前に、「殴・犯・毒・死・悪」など、誰がどうみても悪い意味を持つ漢字を使う人はいません。
これはわかりやすいですが、あなたが名前に使いたいと思っている漢字が、実は悪い意味や別の意味を持っていることがあります。
わかりやすいものだと、
- 心太(しんた)という名前の意味
=ところてん - 愛保(らぶほ)という名前の意味
=”性”を想像させる - 心中(ここな)という名前の意味
=”しんじゅう(情死)
このように漢字に別の意味がないか、下ネタの様な隠語がないかなど、漢字にまつわる意味を調べましょう。
どんな読み方ができるのかを調べるだけでなく、漢字の組み合わせも大切です。
そもそも正しく読めない名前は不便が多いので避けましょう。
名付けは、読みやすい名前にすることが最優先です。
市販の名付け本を鵜呑みにしない
市販の名付け本には、画数や漢字の意味など、姓名判断と似たような内容が書かれているので、わりと名付けの参考にする人が多いです。
でも、紹介されている漢字や名前の響き(読み方)はキラキラネームが多く、中にはキラキラネームだらけの名付け本もあるくらいです。
名付け本は流行りが反映されるので、当て字だったり変わった組み合わせの名前が載るのは仕方がない部分もありますが、決して名付け本が”名付けの常識”ではありません。
これは名付け本だけでなく、インターネットの名付けサイトもそうですね。
こだわりすぎない
- 誰とも被らない名前
- 名前にこめる思いや願い
- 自分が好きなもの
- 画数など
こだわりが強い名前は個性的になりがちです。
名前に込められた意味や、使われている漢字は素敵でも、漢字の組み合わせや読み方次第でキラキラネームになってしまいます。
そもそも、名前に対するこだわりが強いと、名前に使いたい漢字(使える漢字)が限られてしまいます。
名付けの迷路状態になって、変わった組み合わせの名前になりやすいです。
大人になっても違和感がないか
キラキラネームって、赤ちゃんの時期ならカワイイで済みますが、社会人になった時に、ちょっとこの名前は恥ずかしいな~って名前が多いですよね。
名前は一生使うものなので、子供が社会人になった時や、おじいちゃんおばあちゃんになってからも違和感のない名前をつけましょう。
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>キラキラネームで子供がうつに!後悔する親が増えている!?
漢字の意味を勘違いしていないかチェックしよう
他にもキラキラネームを避ける注意点として、漢字の意味の勘違いです。
たとえば、憂の意味を喜ぶと間違って覚えたまま名前につけてしまうような、漢字の本当の意味を知らなかったり勘違いしたまま、名前に使っていることもあるので注意してくださいね。
漢字って知らないだけで、とんでもない意味が隠されていたりしますからね。
単なる知識不足が原因で、キラキラネーム扱いにならないために、漢字の意味に注意しましょう。
また、漢字の意味を知った上であえて名前にする人もいると思います。
いくら一生懸命考えて、名付けの由来が立派な名前でも、漢字の意味が名前に相応しくないと、周りからイジられたり、親の常識を疑われる可能性があることは留意しておいた方がいいと思います。
キラキラネームに関する驚きの研究結果もあります。
キラキラネームを避ける赤ちゃんの名付け方のまとめ
名前はプライベートだけでなく、あらゆる社会生活で広く使われるものです。
一般的でない漢字が使われていたり、読めない名前は、生活していく上で不便だし、名付けられた本人だけでなく周りも苦労します。
個性的な名付けが目立つ芸能人に影響されたり、名前の響きだけで決めず、流行りに流されない名付けを心がけましょう。
キラキラネームを避けるなら、当て字や名前に相応しくない漢字にしないこと、そしてパッと見て読める名前ならまず問題ありません。
流行りの漢字(今なら空や夢など)を使っていても、常識的に読める範囲の名前ならDQNネームやキラキラネームと揶揄されることも少ないでしょう。