弁護士への改名の依頼は慎重に!費用や注意点とは?

改名を弁護士に依頼する人

改名について調べてみると、なんだか専門的な言葉や手続きが多くて、自分一人でできるか思わず不安になってしまいますよね。

 

そんなときにあたまに思い浮かぶのが、弁護士への依頼ではないでしょうか。

 

改名に強い弁護士を探している方もいると思いますが、弁護士に依頼するとなると、その費用は自分で改名するよりもかなり高額になります。

 

また、改名は法律や家庭裁判所が関わることなので「弁護士を通せば有利になる!」と感じますが、決してそうではありません。

 

赤ちゃん、小学生、成人と年齢に関係なく、弁護士を付けたからといって改名が許可される可能性が増すわけでもないんですよね。

 

しかし、弁護士が全くの無意味というわけではなく、メリットがいくつかあります。

 

ここでは、改名を弁護士に依頼する費用やメリット・デメリットなどを解説します!

改名手続きの弁護士費用は高い!

一般的に改名を弁護士に依頼する場合、トータルで10万円から50万が相場です。

 

なぜ、これほどまでに上限と下限に差があるかというと、それぞれの事務所によって料金設定がバラバラだからです。

 

自由に報酬を決めることができるため、安いところもあれば高いところもあります。

 

弁護士費用の内訳
  1. 着手金(改名を依頼した時点で発生する費用)
  2. 報酬(依頼内容が成功した際に発生する費用)

 

この2つが弁護士費用の基本料金となり、安くても10万円〜が目安です。

 

また、基本料金とは別で、資料作成や改名許可後の手続き代行などを依頼する場合は、別途手数料が発生することもあります。

 

(基本料金に全て込みの場合もあります)

 

依頼する内容・改名の難易度・年齢(子供の改名の方が安い傾向)などによって、金額がどんどん積み重なります。

 

中には、「成功報酬なし」を謳い文句にしているところもありますが、着手金が高額(20万円など)だったりして、結局トータルで変わらないくらいになることが多いです。

 

弁護士に依頼せず、自分で改名する場合はわずか千円ちょっとで済みます。

 

高くても3000円以内で収まります。

 

自力改名の費用の内訳
  1. 手数料(収入印紙)800円
  2. 戸籍謄本の発行費用450円
  3. 返信用切手82×5〜
  4. =1660円〜

※返信用切手は家庭裁判所によって異なります

 

弁護士に依頼するとなると、本来、1660円〜で済む改名手続きの何十倍もの費用が必要です。

 

もし、あなたが改名を弁護士に依頼するなら、10万円〜50万円程度の出費は覚悟しましょう。

 

そして、弁護士への依頼ではなく相談だけの場合も分単位でお金がかかります。

 

60分1万円(時間制)〜2万円くらいなので、気軽に相談することはできません。

 

金額設定がバラバラなので、弁護士だから高いとか、費用が高い=成功率も高いというわけではありません。

 

弁護士以外に依頼する方法はこちら
>>改名の相談は司法書士も可能!依頼費用や行政書士との違いとは?

 

弁護士に依頼するメリット・デメリット

大きなメリットは代行してくれること、デメリットはやはり費用です。

 

改名代行を依頼するメリット

  • 各手続きの代行
  • 専門的なアドバイスが受けられる可能性がある

 

各手続きの代行をしてくれる

弁護士に依頼する最大のメリットは改名手続きの代行です。

 

家庭裁判所に提出する書類(申立書)の書き方や、資料の準備など事務作業を代行してくれます。

 

自分で手続きしなくて良い手軽さや、書類の不備を防ぐことができる、単純に安心できるなどのメリットがあります。

 

改名の手続きをする時間がない人や、手間を省きたい人は弁護士に依頼することも検討するといいでしょう。

 

専門的なアドバイスが受けられる可能性がある

ある程度、改名の実績がある弁護士に限りますが、専門的なアドバイスが受けられます。

 

的確なアドバイスのもとで改名手続きを行えるので、とてもスムーズです。

 

経験に基づき独自のノウハウがあれば、あなたの改名成功率を上げることも可能でしょう。

 

改名代行を依頼するデメリット

  • 費用が高すぎる
  • 改名が成功する保証はない
  • 改名専門の弁護士はいない

 

とにかく費用が高い

弁護士に改名を依頼した際の問題点は、なんといっても費用です。

 

最初にお伝えしたように、10万円〜50万円とかなり高額になります。

 

自分ではどうにもできない最悪の状況でもない限り、簡単にはお願いできません。

 

改名専門の弁護士はいない

改名を得意とする弁護士はほとんどいないので、改名依頼を引き受けることは稀です。

 

多くの場合が、改名について弁護士に相談したところで、通称名の使用実績を作れ=永年使用と言われるだけです。

 

専門知識を持っていないので、こういった一般論しか教えてもらえないのです。

 

改名が成功する保証はない

弁護士に依頼したところで、改名が有利になるわけではありません。

 

必ず改名が成功する保証もないのです。

 

そもそも改名は条件を満たせばできるもの。

 

改名の条件

戸籍法第107条の2(名の変更)
正当な事由によって名を変更しようとする者は、家庭裁判所の許可を得てその旨を届け出なければならない
家事事件手続法別表第1の122

 

この正当な事由は一般的に8つの条件があるのですが、弁護士を通したところで条件が甘くなることもありません。

 

改名は条件さえ揃っていればいいので、条件を満たせばあっけなく改名できてしまいます。

 

>>名前を改名する許可条件と理由とは?日本の裁判所でのNGケースもご紹介

 

改名の代行は一部になる

弁護士のメリットとして改名手続きの代行をあげましたが、改名に関する全ての手続きが必ず代行できるわけではありません。

 

例えば、家庭裁判所での面談があれば、基本的にあなた自身が対応しなければならないのです。

 

そもそも改名手続きは自分でもできるくらい簡単ですから、わざわざ弁護士の手を借りることもないはず。

 

よほどの専門知識や実績のある弁護士でもない限り、個人的にメリットに対してあまりにも費用が高すぎる・・というのが正直なところです。

 

弁護士よりも改名に詳しい専門家はいる?

弁護士以外に考えられる専門家は行政書士や司法書士がいます。

 

家庭裁判所でのやり取りや実務的なことは、もしかすると、行政書士や司法書士の方が詳しいこともあるかもしれません。

 

もちろんこれは改名の専門知識がある場合に限ります。

 

悪質な弁護士もいるので注意

改名相談の段階で門前払いされるのはキツイものがありますが、改名の依頼をはっきり断るような弁護士は良心的です。

 

依頼を断るのは弁護士をつけても相談者にとってあまりメリットがなく、相談者の為にならないと判断した結果なわけですから。

 

問題は依頼を断る弁護士ではなく、改名の実績がなかったり、無知な状態にも関わらず、依頼を引き受ける悪質な弁護士がいることです。

 

それがネット検索でトップにくるような、有名っぽい弁護士事務所だったら厄介。

 

実際に私のところには、弁護士を利用した方から相談がありました。

 

  • 多額の費用で弁護士をつけたのに全く役に立たなかった
  • 単なるお金儲けに利用されただけ
  • 改名に対して無知で申し立てのやり方すら知らなかった

 

悪意がなくて親切心から引き受ける弁護士もいるでしょうけど、できない、知らない状態で依頼を受けるのは、悪質と言われても仕方がないでしょう。

 

弁護士は誠実で万能なイメージがありますが、改名に関して無知な人も多く、ホームページも当てになりません。

 

下手すると何十万もの大金が一瞬でパーになります。
弁護士選びには注意してください。

 

最小限の手間とコストで自力で効率的に改名するならこちら
>>今しかできない!自分で簡単に改名する方法

 

さいご

弁護士に依頼して成功しなくても、相談料やそのほかの費用はきっちり取られます。

 

それでもどうしても自分では不安だ、何度も却下されていて頼みの綱が弁護士しかいない、という方は依頼を検討してみてください。

 

また、私も改名経験者なので、ある程度のアドバイスは可能です。

 

弁護士に相談するのはちょっと・・という方は、「お問い合わせ(無料相談)」をご利用ください。

 

変なものを売りつけたりすることもないので(笑)どうぞ安心して気軽にご相談いただければと思います!

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