生まれてくる子どもの名前をつける時、通称名やペンネームをつける時など、姓名判断と画数の意味って気になりますよね。
安易な考えから名前をつければ、我が子やあなた自身の運気が下がってしまうかもしれません。
今の名前の画数が悪くて不安な方もいるのではないでしょうか。
姓名判断は画数だけでなく、漢字の意味も重要です。
漢字にはさまざまな意味があり、一般的に良いイメージがある漢字でも、由来が悪かったり、不吉な意味が込められていたり、不運が目立つ人の特徴とされる凶作用が強い漢字があります。
いろんな流派を調べてみると禁止漢字は沢山あったのですが、ここでは姓名判断で凶作用が強い暗示のある漢字を57文字まとめました。
名前で使われていることが多い「実は名前に使ってはいけない漢字」や「縁起が悪い漢字」「凶作用が強い漢字」を紹介します。
漢字の暗示(凶作用)や意味や由来は複数あり、流派によって重視しない場合もあるため、一つの例として挙げています。
絶対に名前に使ってはいけない禁止漢字
姓名判断の多くの流派で共通して言われる、絶対に名前に使ってはいけない禁止漢字が6つあります。
- 正
- 幸
- 愛
- 央
- 千
- 美
これらはどの姓名判断でも、古くから名前に使ってはいけない禁止漢字として有名です。
統計的にも調べてみると、凶作用の割合が多いです。
いずれも事故、病気、縁が薄い、トラブルに巻き込まれるといった悪運が強いです。
名前に凶の漢字を使わない以外にも画数も大切です。
男女共通の名前に使ってはいけない漢字
正・幸・愛・央
- 正
- 幸
- 央
- 愛
正は真っ直ぐや正しいなどプラスのイメージがありますが、「止」という字の上に「一」を乗せているのが成り立ちで、頭を押さえつけられ思うように進まないといった凶意があります。なかなか前に進めず、物事が一向に進展せず、せっかく訪れたチャンスを逃がしてしまいます。臆病になり新たなことにチャレンジすることができません。
幸は「漢字の意味と真逆の作用を持つ」代表的な漢字です。凶文字について関心が高い方は知っている方も多いのでは?幸という字は手かせ(両手にはめる刑具)の形から成っています。そのため、報いる(むくいる)や執れる(とらわれる)は幸の入る漢字の割にあまりいい意味を持ちません。対人関係で問題が起きたり、病気や事故などの障害があり、女性の場合は良縁が薄いです。
央は人間の首に首かせをして正面から見た形が語源です。この字には無念の思いがこめられており、央のつく名前は苦悩を抱える人生になりやすいです。
愛は立ち去ろうとする人の姿を表し、家族や異性との縁が薄くなる
女性の名前に使ってはいけない漢字
千・美
千と美の漢字は女の子につけてはいけない漢字です。
女性特有の病気の暗示があるので、避けたほうがいいでしょう。
男性にも使われる漢字ですが、凶作用は女性限定と言われます。
人名に向かない使ってはいけない漢字
姓名判断を抜きにして、漢字の意味から絶対に避けるべき名前の漢字があります。
狂・死・悪・魔・殺・犯・肉・畜・殴
まだまだ探せば他にもありますが、漢字を見ての通りとても名前に向いている漢字ではないですよね。
ほとんどの方が、絶対に名前に使わない漢字だと思いますが、念のためご紹介しました。
一昔前に「悪魔」という名前の騒動(悪魔ちゃん命名騒動-Wikipedia-)がありましたが、漢字のイメージが悪すぎて名前に向かないので、絶対に避けるべきでしょう。
アニメのキャラクターの名前やキラキラネームは要注意です。
姓名判断で凶作用がある漢字を避ける以前に、一般常識として人の名前に不適切な漢字は使ってはいけません。
法律上使えない漢字や文字もあるので、子供の名付けやこれから改名する方は要注意です!
姓名判断で由来や縁起が悪い凶作用の漢字
ここまで挙げた絶対に名前につけてはいけない漢字の他にも、姓名判断で凶とされる漢字があります。
姓名判断で凶と言われたり、縁起が悪いとされる漢字はかなり多いです。
流派によって漢字の扱いが異なりますが、ここからは比較的多くの姓名判断で名前に付けないほうがいいとされる漢字をまとめました。
- 縁起や由来が悪い凶漢字
- 意味と真逆の凶作用がある漢字
- 運気が不安定な凶漢字
また、運気が不安定になるという意味で、変化が伴う漢字も凶の暗示があります。
「季節や天候などは変化が伴う=運気が上下する」
「水は流れる=いい話も流れて上手く行かない」
「動物は動物に憑かれたり運気があれる」
このような悪い意味と暗示があるので、これらを意味するの漢字が気になる方は下記を参考にしてください。
姓名判断で由来や縁起が悪い凶漢字
真・央・信・久・道・了・七・亜・次・律・夢
漢字の成り立ち・由来・縁起が悪い、姓名判断で凶作用の暗示がある漢字です。
ここでは「真」を凶作用のある縁起の悪い漢字として紹介していますが、下記に書いた通り「真」もいろんな説があり流派によって異なります。
- 真
- 信
- 久
- 道
- 了
- 七
- 亜
- 次
- 律
- 夢
縁起が悪いとされる漢字でよく知られていると思います。真は元々、行き倒れの死者や首を逆さにかけられた死者の形などを意味します。思いがけない事故に巻き込まれて亡くなった人(顛死者=てんししゃ)に由来する文字で、この字を名前に持つ人は、何事も多難な人生を送りがちです。
信は戒名に使われる頻度が非常に高い漢字です。来世での幸せを願うことを象徴する文字で、現世を生きる上ではマイナスに作用することが多く、さまざまなトラブルを引き起こす凶文字です。
久という字は死体を後ろから木で支えている形からできています。人生の節目で災難に見舞われたり、家族や身内のトラブルを抱え、苦難の道を歩く可能性があるので注意が必要です。
道は手にした人の生首を表します。不運を導き、女性の場合は凶作用が強いです。
手足を巻くようにして体を動かせない状態を表し、両腕を切り落とされた子供の姿とゆう説もあります。
縦横に切りつけた様子からできた漢字です。古代中国では十字切りと呼ばれ、自害(切腹)の時に内蔵が飛び出た様子を表します。
亜は貴族のお墓を表す死に関わる文字です。語源は悪の字と同じで、家庭運や健康運に恵まれず、人生で何らかのトラブルに巻き込まれやすいです。
次という字は何かを待っているのに順番が巡ってこず、待ちくたびれている様子を表します。そうしたものが自分から離れていく暗示があり、愛する人と離れ離れになる、嫉妬心が不幸を呼ぶとされています。
血がしたたる様を表します。
本来、夢には闇という意味があり、名前に向きません。
真逆の凶作用の暗示がある漢字
恵・志・秀・光・星・憲
- 恵
- 志
- 秀
- 光
- 星
- 憲
- 優
恵は幸のように、文字とは反対の意味が強い文字です。恵まれるというより、周りに恵んでしまったり、あるいは恵まれないことが多いです。自分や他人の苦労を抱え込み、薄幸な人生を送る暗示があります。
志は自我が強く、人の意見を聞かずに突っ走る悪癖が出る
人より秀でるという意味を持ちますが、それが原因でトラブルになることが多いです。姓名学では他に欠点がないことが最大の条件であり、欠点があれば災難を招く文字とされています。
キラキラと明るいイメージがありますが、実際は燃え尽きるという意味合いから、挫折をしたり希望の光が見えても苦労を強いられる苦悩を暗示しています。
星は警察用語で犯人をホシと呼びますが、これは決して無関係ではありません。事故や犯罪の暗示があり、病気にも注意が必要です。
憲の上半分は害と語源が同じで、人生で罰が降りかかりやすいとされています。
優は喪に服して心が沈んだ人を表します。優美さを備える反面、悲しみを象徴した文字であり、家庭や健康に影をさす暗示があります。
運気が不安定になる凶漢字
不安定な運気に苦しむ暗示がある漢字です。
人・勝・由・一・九・祥・展・清
- 人
- 勝
- 由
- 一
- 九
- 祥
- 展
- 清
人は性格が両極端になりやすく、一か八かの瀬戸際に追い込まれ、いずれは潰れるという不運を暗示しています。突然の災難に遭ったり、これまで築き上げたものが一気に崩れてしまいます。
勝は「力を出して高く持ち上げる」の字源があり、名前負けして、本来の力が発揮できずに苦労する暗示があります。強情・頑固で諦めが悪く、予想外の波乱や変動に遭いやすいです。男性は前半は運気が上昇するが後半は失速、女性は凶作用が強いです。
由は熟した果実が木の幹から熟れ落ちる状態を示したものといわれています。落下した果実は自力では元に戻れないことから、手に入れた幸せを掴み損ねて取り逃がしたり、孤独な状況に陥いる暗示があります。とくに女性は、夫や子供との縁が薄い人が多いです。
数字の一は吉と出るか凶と出るか、運勢は良くも悪くも極端になります。
九は才が集まるの吉作用と、全てが尽きるの凶作用を併せ持ちます。
吉凶の入れ替わりが激しい
発展や成長を遂げていくと同じに事件や事故の暗示がある
清いの吉作と冷たいの凶作用が交互に働くと言われています。
名付け方法にも凶の暗示があるものがあるので、姓名判断で名付ける場合はそちらも知っておくといいでしょう。
凶とされる漢字は絶対に使ってはいけない禁止漢字?
ここまで、姓名判断で絶対に名前につけてはいけない禁止漢字をお伝えしましたが、とても多いですよね。
- 姓名判断で絶対に名前に使ってはいけない漢字
正・幸・愛・央・千・美 - 意味が悪い絶対に名前に使ってはいけない漢字
狂・死・悪・魔・殺・犯・肉・畜・殴など
これらは流派に関係なく姓名判断で使ってはいけない禁止漢字として有名だったり、「狂」「死」などは常識があれば名前に使うことはほぼない漢字です。
なので、姓名判断を考慮するなら上記の2つ(姓名判断と意味が悪い絶対に使ってはいけない漢字)は守るべきでしょう。
他にも流派関係なくお伝えした姓名判断で避けるべき名前の漢字がありますが、全ての漢字を考慮すると名前に使う漢字がなくなってしまいます。
名前につけてはいけない漢字の定義は、姓名判断の流派や鑑定士の統計データや考え方で大きく変わります。
明らかに漢字の成り立ちが悪くても、気にしなくて良いという姓名判断の鑑定士もいますよね。
意味や成り立ちが悪い漢字はたくさんありますが、あなたが「この漢字の成り立ちは嫌だな」と思えば避ける、これくらいの気持ちで十分です。
姓名判断を気にするなら、絶対に名前につけてはいけない漢字を避けて、他の漢字はあくまでも参考程度にしましょう。
たとえ名前の画数や漢字が凶でも対処することができますよ。
姓名判断で名前に使ってはいけない!凶作用が強い漢字の暗示のまとめ
ここで紹介した凶作用の強い漢字や凶数の画数が自分の名前に当てはまった人はショックを受けた人もいるかもしれません。
しかし、姓名判断は必ず当たるというものではなく、名前(漢字)だけで人生が決まるわけではありません。
名前の漢字の意味や吉凶は人によってさまざまに解釈されるもの。
たとえ由来や意味が悪くても、ポジティブに受けとる人がいたり、良い意味であっても悪い意味を付け加えようと思えばできてしまいます。
長所と短所は紙一重。
不吉な字が自分の名前に使われていたら誰だって嫌な気分になりますが、結局は気にするか気にしないかです。
あまりにも気になったり苦痛に感じるなら、通称名を使ったり改名するなど、あなたに合った解消法を見つけてくださいね。
やはり画数や凶作用の暗示がある漢字よりも、縁起のいい漢字や画数の方が気分的に嬉しいですからね。
凶作用があると言われている漢字を一部紹介しましたが、漢字の由来や意味が最悪だったり、縁起の悪い字が当たり前のように名前に使われているのでちょっとびっくりしました。
そこまで深く漢字の由来や意味を気にする人は少ないかもしれませんが、気にしすぎると名づけができないので注意してくださいね。