「改名理由の例文」一発で認められる書き方とは?却下される例もご紹介!

改名理由の例文と書き方

改名の申立書(名の変更許可申立書)には、申し立て人の基本情報(住所、名前、生年月日など)、改名理由(申し立ての実情)を書きます。

 

申立書の作成で一番重要なのが申し立ての実情=改名理由の書き方です。

 

改名理由の書き方によって却下されたり、それ以前に申し立てが受理されなかったり、受理されてもその後の審査で不利になってしまいます。

 

申立書の作成自体は簡単ですが、改名理由の書き方は細心の注意が必要です。

 

改名の必要性を判断してもらうための一番最初に審査される重要な書類ですから。

 

就職の書類審査と同じイメージですね。

 

ここでは、改名審査が一発で通って認められるように、名の変更許可申立書の記入例や改名理由の書き方のコツを紹介します。

 

まずは、申し立てが受理されることが最初の関門。

 

申立書の書き方次第で受理されないこともあるので注意して作成しましょう。

改名理由の例文

名の変更許可申立書記入例
改名理由の書き方

※クリックで拡大
申立人は高校2年生の女子です。戸籍上は乙子となっていますが、幼稚園の時から通称として「丙子」の名を使用してきました。現在では、学校、友人や近所の人々の間では「丙子」として通用しています。
今後の進学や就職のことを考えると、社会生活上、戸籍名では不便ですので、変更の許可をえたく申し立てます。

 

上記は改名理由の例文です。

 

申し立ての実情という欄に改名理由を記載します。

 

例文は大まかな改名理由の書き方なので、まだまだ修正すべき点があります。

 

また、例文を真似て改名理由を書いても認められませんのでご注意ください。

 

たとえ同じ改名理由(キラキラネーム・同姓同名)でも、置かれている環境は個々で異るため、あなたの状況を伝える必要があるからです。

 

具体的に私が意識した、申立書の書き方のポイントや注意点を以下でご紹介します。

 

※申立書の記入欄は限られているので、足りないと思ったら改名理由の欄に別紙参照とだけ記載して、ご自身で用意した書類(用紙)に書くこともできます。
私は申立書の記入欄では足りなかったので、別紙に記載しました。

 

>>改名の許可条件と認められた判例を徹底解説!裁判所のNGな理由もご紹介

 

改名理由の書き方と注意点

改名が認められるかは改名理由の書き方次第です。

 

改名理由の例文をご紹介しましたが、どのようなことに注意して作成すればいいのでしょう。

 

改名理由によって書くべきポイントは少し変わるのですが、私が改名理由の書き方で意識したポイントは3つあります。

 

赤ちゃんや子供の改名はこちら
>>赤ちゃんの改名理由とは?成功例と許可のコツもご紹介

 

申し立ての実情は具体的な体験談を交える

例文を読むとわかると思いますが、改名理由の書き方として、まずは戸籍名を使っていたことによって「重大な弊害」があったことを書きます。

 

改名理由は、あなた個人の事情を考慮した書き方が重要なのは言うまでもありません。

 

どれほど戸籍名による支障があるのか、改名に至った経緯をしっかり明記しましょう。

 

あなたの心情だけでなく、名前によるトラブルや実害を伝えることが大切です。

 

経験談を交えて具体的な記述をすることで、審議官に対して自分の受けた実状をより深く理解してもらえます。

 

一発で申し立てが受理されるのはもちろん、一発で認められることを目指して申立書には改名の必要性を訴えるためになるべく詳しく書きましょう。

 

証拠資料と合わせた理由を記載する

改名理由の例文には記述していませんが、証拠書類や資料がある場合は、その説明もあった方がいいです。

 

永年使用なら、通称名の使用実績(証拠資料)を添えて、いつから通称名を使用していて、どれだけ通称名が認知されているのかなどを書きます。

 

どんな改名理由も申立書に改名理由を書くだけでなく、証拠があれば改名の必要性や戸籍名による弊害を客観的に証明できます。

 

家庭裁判所に改名の証拠も提出する場合は、改名理由と合わせてその説明も記入しましょう。

 

証拠資料がなければ、文章のみで改名の正当性を主張します。

 

それが難しそうなら、改名理由を変えた方がいいでしょう。

 

証拠資料の作り方はこちら
>>改名に必要な証拠とは?認められる書類や実績の作り方

 

虚偽の記載をしない

申立書の書き方は工夫できますが、虚偽の内容を書くことは絶対に止めましょう。

 

嘘は簡単に見破られます。

 

改名理由はいろいろありますが、精神的苦痛のような理由だと証拠が作りにくく、改名理由としても弱いです。

 

改名の必要性を強く訴えるために、少し誇張する必要があります。

 

多少のオーバー表現程度なら問題ありません。

 

改名理由で却下される例

改名は正当な事由がある=社会生活で甚だしい支障が出ると判断された場合に許可されます。

 

そのため、個人の主観と判断されると却下されてしまいます。

 

却下される書き方の例
  • 名前が悪いと言われました
  • 友達に改名を勧められました
  • 曖昧な表現で改名理由を書くと、改名の必要性が半減するので、断定的な意思を示しましょう

  • 姓名判断が悪かったから
  • 名前が嫌いだから
  • 芸能人と同じ名前にしたいから
  • 個人的な気持ちや短絡的な理由を書いても、審議官(裁判官)への心証が悪くなるのは明白です

 

申立書には、このような却下される可能性が高い書き方は控えましょう。

 

ただし、改名に至る経緯が「姓名判断がきっかけになった」という方は、素直に申立書に書いてもいいですが、それだけを全面的に書かないように注意してください。

 

もし、申立書の書き方で迷っているなら「お問い合わせ」からご相談くださいね。

 

費用は一切いただくことなく、添削をお手伝いしますのでご安心ください。

 

申立書の改名理由の書き方は、個人の主観と判断されないように上手く改名の必要性をアピールしましょう。

 

さいごに

改名理由の例文や書き方を紹介しましたが、正直、難しいかもしれません。

 

ですが、ポイントを把握すれば書きやすくなります。

 

改名審査は審議官が感情的に判断することはありませんが、それでもやはり人間です。

 

改名した方がいいだろうな・・と思わせることも重要です。

 

  • 審議官(裁判官)の心に訴える工夫
  • 納得させる具体的な理論

 

こういった思考を練った説得力のある申立書の作成を意識しましょう。

 

あなたの思いや考えなどを一方的に感情に任せて書くのではなく、理路整然と冷静に書きましょう。

 

十分な証拠資料と、申立書には改名の必要性を明確に書いてあれば、ほとんどは申し立てが不受理になることはありません。

 

また、改名理由の書き方は、無理して難しい言葉を使う必要はないですが、口語体は避けて丁寧語や謙譲語などを使います。

 

文体は「です」「ます」「である」など丁寧な言葉で書くのがいいです。

 

誰でも理解できるように、読みやすさを意識しましょう。

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