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改名は一度却下されると、次の申し立てがかなり難しくなります。



時間や手間がかかるだけでなく不利になるので、却下されないことが最も重要なのです。



そこで、不許可=却下という万が一の事態に備えて、却下を回避できる方法として取り下げがあります。



これは決して却下されない=許可されるための方法ではなく、審判結果として却下されないだけなのでそこは間違えないようにしてくださいね。



これから申し立てを行う人、既に申し立てが受理されて面談を予定している人など、改名に不安を抱えている人の参考になると思います。



すでに却下されていて「家庭裁判所の変更」をお考えの方はこちら
>>改名が却下されても安心!?申し立てる家庭裁判所を変更すればチャラになる?



却下と取り下げは違う



却下も取り下げも結果的には改名ができない(不許可)ということですが、内容がまったく違います。



■ 却下
正式な審判結果
■ 取り下げ
自ら申し立てを取り下げる(取り消し)


却下は審議官が改名審議を行った上で出した正式な審判結果=不許可ですが、取り下げは自分で取り下げるだけなので、正式書面で却下(不許可)が通達されることはありません。



また、却下は正式な審判結果なので家庭裁判所の正式書面にしっかり記録されますが、取り下げならタイミングによっては記録が残らないメリットがあります。



この記録が残るか残らないか、どこまでの記録が残るのかは、同じ不許可の状態でも次の申し立ての運命を分ける重大な要素です!



却下されるかを見極めて取り下げを検討しよう



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改名却下は致命的!その理由と対策」に書きましたが、却下は正式な審判結果なので申し立ての記録が全て残ってしまうことが一番ネックです。



しかし、取り下げなら、申し立てが受理される前なら記録は残らないし、審判結果が出る前に行えば、申し立ての記録が残っても正式書面として細かな記録が残りません。



つまり、先手で申し立ての段階や審判前に取り下げを行えば却下を回避できるのです!



正直、申し立てが受理された場合、取り下げたとしてもどこまでの記録が残っていてどれだけの影響があるかはわからないのですが、正式に却下の審判結果が出たときよりも影響が少ない(二回目以降の申し立て)部分はあると思います。



なかなか許可・不許可の判断は難しいですが、改名の申し立てをした時の担当者の対応や、面談での状況を見て、あなたが許可は無理そうだなと感じたら、審判前(申し立て後や面談中など)に自ら取り下げることで次への影響を最小限にできます。



何度も「取り下げ→申し立て」を行うのは絶対にダメ!



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うまく取り下げを行えば却下を回避できますが、だからといって、「もし、ダメそうだったら取り下げればいいだけでしょ」「とりあえず取り下げをしておけばなんとかなる」なんて甘い考えは捨ててくださいね。



取り下げは却下されるよりは傷は浅いですが、次の申し立てを不利にするリスクは却下されたときとほとんど変わりません。



取り下げ自体は次の申し立てへの影響は少ないですが、何度も取り下げと申し立てを繰り返すとあなたに対する心証が悪くなって不利な状況を招くだけです。



何よりも時間の無駄ですよ、、



却下も取り下げも、どちらにせよ提出書類(使用実績)の不備や不足を補強して、さらに時間をかけて準備が必要になります。



楽に早く最強の証拠集めができる方法はこちら
>>今しかできない!最短期間で改名する方法



結局、一度目の申し立てよりもハードルが高くなるのは同じなのです。(^o^;)



却下もそうですが、取り下げにならないように、申立書の書き方や証拠類などをしっかりチェックして見直しましょう。



せっかく集めた通称名の使用実績が無駄になることもあるので要注意!
>>必須じゃない!?改名に使用実績は本当に必要なのか?



まとめ



却下されるかどうかを見極めるのは難しいですが、不安に感じたら次の申し立てを見据えて取り下げた方がいいでしょう。



ただ、あくまでも取り下げは最終手段です。



何度も使える裏技ではないので注意してくださいね。



何度も取り下げをすると自分で自分の首を絞めてしまうだけなので絶対にやめてくださいね。